勝田台教会2000年指針
2000年4月16日
(前文改定2018年4月29日)
私たちは、1984年4月1日に「家の教会」で主日礼拝を開始し、同年9月9日に開設式を行いました。以来、今日に至るまで、神の力強い導きと主にある兄弟姉妹の祈りと支えによって歩んできました。特に、関係教会の東駒形教会には指導と援助をいただき、心より感謝するものです。さらに、1993年5月30日には、念願だった新しい教会堂が完成し、献堂式を行いました。主が私たちの祈りをお聞き下さったことを、共に喜び合うことができました。
また2000年9月10日には、日本キリスト教団『教憲・教規』に基づく「伝道所」から「第二種教会」となることが許され、この「教会設立」を主のみ恵みと信じ、『勝田台教会2000年指針』を掲げて新たな歩みを始めました。さらに2008年9月24日には、宗教法人「日本キリスト教団 勝田台教会」として登記することが許されたことにより、教会がこの世にあってさらに主を公に証しする礎となりました。
教会の活動がさらに広げられるべく2013年7月には隣接地購入取得が実現され、この土地を宣教のために豊かに用いることができるよう祈りつつ今日活用しています。また、多くの祈りと準備の為される中、2016年4月には牧師交代がなされました。これら全てのことにおいて、私たちの思いを超えた主のみ旨がなされたことを信じます。
私たちは、これまで教会の歩みが、一歩一歩主の御手の支えにより力強く導かれたことを主に感謝し、『勝田台教会2000年指針』を今一度心新たに掲げ、これからも主のご栄光の現わされることを祈り求め、共に歩んでいきます。
l.私たちの教会は、日本キリスト教団に所属している教会です。日本キリスト教団は、1941年に、当時あった30余派のプロテスタント教会が合同して成立した合同教会です。
2.私たちの教会は、プロテスタント教会の聖書主義に立脚している「日本キリスト教団信仰告白」(1954年制定)を告白します。私たちは、この信仰に立って、いかなる時代であっても主イエスをかしらとし、キリストの主権に従います。
3.私たちの教会は、「日本キリスト教団戦争責任告白」(1967年)を尊重します。過去において日本の教会は、戦争に協力してきたという罪責があります。再び同じ過ちを繰り返すことのないように私たちは、常に「地の塩」「世の光」として、平和を創り出す努力をします。
4.私たちは、主の召しを感謝し、主日礼拝を重んじ真の礼拝者であり続けます。また永遠の生命に生きる希望を確信します。私たちは、絶えず聖書のみ言に学び、キリストに立ちかえる人が起こされるように熱心に祈り、常に社会と他者に関わり続けます。
5.私たちは、一人一人がキリストの肢体としてかけがえのないものであることを自覚し、お互いにちがいを尊重し合い、弱さを担い合いながら、肢体の一致を深め保つ努力をします。
2000年4月16日
日本キリスト教団 勝田台教会